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令和7年は、十干の「乙(きのと)」と十二支の「巳(み)」が組み合わさった「乙巳(きのと・み)」です。
乙巳(きのとみ)の年は、「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく」年になるとされております。
令和6年の干支は甲辰(きのえ・たつ)でした。甲辰には、「成功という芽が成長していき、姿を整えていく」といった縁起のよさを表しているそうです。
令和7年は6年の甲辰の芽吹きと成長が再生と変化で柔軟に発展する年としましょう。

土浦市が輝くには市民が輝くこと

豊かな市民社会実現のために市が取り組むべき重要な施策、継続的な課題、残念な点などを以下のように考えました。

重要な施策
●JR常磐線の羽田空港乗り入れと利便性向上
上野東京ラインから2031年度開業予定の羽田空港アクセス線で羽田空港への直接乗り入れの見通しです。この機により多くの乗り入れ本数を実現し利用する市民の利便性を向上させましょう。またインバウンドの取り込みの大きなチャンスを拡げましょう。
品川駅・上野駅から土浦駅往復のオペレーションに切り替わり、神立駅以北へのアクセスは乗り換えが多くなりました。神立駅の利便性の向上が必要です。
●TXの延伸とまちづくりの連携について
〇東京駅方面の延伸について
TX東京延伸期成同盟会は2040年秋葉原~東京駅開業と臨海地下鉄開業の相互実現を目指しています。
〇土浦方面の延伸について
令和6年11月時点での県の考えは以下の通りです。
令和4年6月23日発表で県としての延伸方面は土浦方面とし接続する駅は土浦駅とした。土浦延伸実現後、空港の着陸制限の緩和等、空港を取り巻く状況が変化した場合改めて茨城空港延伸について議論する。現在の採算性については事業費1,400億円、延伸区間の輸送人員0.9万人/日、事業便益0.6(1.0以上が必要)、単年度収益3億円の赤字で黒字転換しない。
現在はフェーズ1(実現可能性の強化)。2030年ごろフェーズ2(調整と磨き上げ)交通政策審議会答申での位置づけを目指す。その後フェーズ3(具体的な計画内容の決定)を目指す。2050年ごろの開業を目指す。
TX土浦方面延伸は現在フェーズ1で国での位置づけはなされておりません。延伸が実現することとともに大切なのは、この機に近隣自治体と広域での連携を図ることだと私は考えております。そのためには相手(近隣自治体)の立場になってみることが重要であり、そのための努力をするべきであると考えます。
土浦市と近隣自治体の国立社会保障・人口問題研究所(社人研)による人口推移値予測。現在と2050年比較は以下の通りです。
土浦市人口142,281人。2050年 118,991人
つくば市人口259,014人。ピークアウトは2040年に260,559人で起きる見込みです。
牛久市人口83,980人。2050年77,034人
かすみがうら市人口38,823人。2050年 27,515人
阿見町人口50,176人。2050年 43,596人 ただし阿見町は予測が難しいとのコメントが付加されています。
※社人研の予測は、TX土浦方面延伸は考慮していません。土浦市ではTX延伸による開発人口は19,280人。土浦延伸により2050年の予測人口を132,349人として、延伸しない場合の社人研の予測118,991人に対し13,358人の上振れを目指しています。
TX土浦方面の延伸に先駆けて土浦市とつくば市など隣接自治体との都市計画のつながりが必要なのではないでしょうか。
令和6年9月議会で隣接自治体との都市計画の連携を質問しました。
現在の市民の日常の移動の実態に対応した土浦市と他市町間の公共交通での移動対応については自治体を超えた路線とし早急に関連自治体と協議すべきです。特にTX延伸実現まで他の公共交通でつくば市との往来の利便性を高めていくべきと考えます。
また土地の利用は新規の開発によらなくても、用途地域の見直しで需要に対応して活用できる土地があります。それも含めて広域的な都市計画を見直していくべきと考えます。神立駅東口の用途地域の見直しは
令和4年12月議会で質問しました。
●雨水対策
ゲリラ豪雨対策として都市下水路の整備を加速させること。また大雨時にポンプを稼動させ雨水を川や霞ケ浦にくみ出すことで,市街地の浸水を防いでいるポンプ場の整備点検。霞ヶ浦湖岸の排水機場の整備点検を継続的に行うこと。平成28年12月議会、令和5年9月議会で質問しました。
●道路維持管理の最適化
除草と防草に関しては、除草の頻度を高めるとともに、道路整備に防草ブロックを使用により除草の将来負担を減らすべきです。令和6年12月議会で質問しました。
●生活を支える産業 地域経済の活性化
令和2年2020年国勢調査によると産業従事者数は1次産業1,931人、2次産業15,357人、3次産業45,708人。1次産業の女性離れと3次産業への女性の進出傾向があります。
地域経済を伸ばす付加価値の上昇には以下の3点が必要です。
① 労働力の上昇。個人の労働の時間を上げていくのは難しい。人手を増やすには女性の現場復帰やセミリタイヤ、リタイヤ層が活躍できる働きやすい環境の整備が必要です。兼業副業の推進も必要です。
② 資本力の上昇。経営者も技術革新を受け入れるマインド改革が必要。
③ 新規起業者の増加。土浦市で起業したい人を増やすことが大切。参入の障壁を下げて伴走型の創業支援を行う。女性の起業が多くなってきています。そのような新規起業者に選ばれる土浦市にしましょう。従業員100人の会社を誘致するのは難しいが、100人の起業者があれば同様の活性化につながります。参入の障壁を低くして、出る杭を伸ばしましょう。
過去にとらわれていては成長はありません。今までとは違うことをやっていくことでマインド改革をしていきましょう。世界はヒントに満ち溢れています。
産業支援については平成30年3月議会、令和元年9月議会令和4年9月議会で質問しています。
●地域社会の構築 成熟された住民参加の実現を目指す
地域社会の中で公民館の存在意義は重要です。
公民館活動や地域活動への住民の主体的な参加は住民満足度の向上や、住みよい社会づくりには必要であり、地区の公民館はその拠点になります。公民館への派遣職員にとり地域の課題をとらえるには、地域住民との公民館活動などの住民との対面の中で情報収集を行い、地域データとの両面で課題をとらえて、本庁と共有し対策を立てて、現在の需要に応え、将来の需要に備えることが重要です。公民館は住民と行政の一番近い接点です。まさに成熟された住民参加を実践していく拠点です。
1990年代以降,公共領域の課題の解決は行政が単独で解決するのではなく、自治会・NPO などの市民セクターや企業などの民間セクターといった多様な主体の参画により解決していく協働という手法が主流になっています。協働とは市民と行政が対等なパートナーシップのもとにだれでも参入できる透明性とプロジェクトの時限性を持ち、それぞれの強みを生かして公共の問題を解決していくことです。令和6年9月議会で質問しました。
協働の考え方は平成29年12月議会でも質問しました。
●霞ヶ浦について
霞ヶ浦は土浦市民アンケートでは魅力の上位に挙げられます。最近は市が霞ヶ浦に取り組む事業は減っています。つくば霞ヶ浦りんりんロードで霞ヶ浦1周など陸から見た霞ヶ浦については取り組んでいますが、湖上から見た霞ヶ浦の取組はどうなっているのでしょうか。平成30年9月に民間(一社)土浦青年会議所と茨城県トライアスロン協会が始めた霞ヶ浦トライアスロンフェスタは、今年5月25日に第6回霞ヶ浦国際トライアスロンフェスタとして開催されます。第1回から第5回はオリンピックディスタンスでした。私は第1回と第2回に出場しました。今回は関東では初となるロングと、ミドルの2種目です。阿見町でスイム、霞ケ浦を反時計回りにバイクで1周、土浦市でランを行います。関東でできる大会ということで多くのエントリーを期待しております。令和5年9月議会で霞ヶ浦の環境について並びに世界湖沼会議への取組について質問を行いました。また令和6年3月議会では霞ヶ浦周航の歌でのミュージックツーリズム提言を行いました。
私は令和6年6月1日土浦市民会館にて霞ヶ浦の水産資源と茨城県の豊かな食材に着目したシンポジウム「食は文化だ!身土不二」を主宰いたしました。その様子はYouTubeで配信しております。
湖上、水辺でふれる霞ヶ浦の取組を推進していってほしいと考えます。
霞ヶ浦に関しては上記のほかに平成27年6月議会、平成30年6月議会、平成31年3月議会で質問しています。
●みんなが利用しやすい公共交通(コミュニティー交通)の構築
支援する行政は現況の利用状況で採算性を重要視しますが、公共交通の利便性を高めることで利用者が増える(富山市LRT令和6年会派視察)事例もあります。最低限ではなく利用者目線でより利用しやすい環境を提供することも必要です。公共交通のミニマムを目指すのか、強固な仕組みを作るのか 中途半端ではなくどちらか選択し、進めていくことが求められています。私はキララちゃんバス運行に20年間携わり、その間は運行コス削減と利用者増加に取り組んできました。コスト重視と、利用者様の便益重視と双方の考えと全国事例を見てまいりました。大切なことはその地域の社会構造の変化に柔軟に対応することであり、そのために行政の支払うコストはそれに伴い変化し、行政はそのコストを受け入れるということです。公共交通の充実が地域の安全安心に大きくかかわっていると感じております。令和5年3月議会で質問しました。現在利用できるコミュニティー交通は、キララちゃんバス、つちまるバス、のりあいタクシーなどがあります。現在この3種類の交通は市役所の担当部署が別です。新たに交通部局を創設し統一するべきと考えます。
●市民ど真ん中社会の創造
生活に近いことは自分たちで決める。手間とリスクは行政がサポートする。一人一人の願いを叶え応援するのが政治であり、市民に一番近いところにいるのが市です。顔を見ながら寄り添いながらの仕事は市が行う。支える制度は国、県が行う。教育、医療、保育給食費などの無償化は国が行うことです。自助を強調するのは政治家の責任放棄です。公助が第一であり地域における共助を行政が公助することが必要です。一例として私は令和元年5月から地域ボランティアとして子ども食堂、地域ふれあい食堂の運営を月1回行ってきました。令和6年12月開催までに延べ51回開催、6,843食を提供してきました。その間それぞれが手弁当でそれぞれ単独で行ってきた各食堂を、市を媒体としたネットワークの構築と、市による補助を提言し少し実現してきました。まだまだ補助は足りていないと感じています。現在食堂の開催個所は増えてきています。子ども食堂に関して令和2年3月議会令和4年12月議会で質問しました。
●需要予測で質の高い効率的な行政サービスの実現
持続可能性と質の高い行政サービスを行うには地区毎の年齢別の人口動態のこれまでの実態と、今後の予測にもとづき地域住民の需要を早期に予測して準備していく必要があると考えます。令和6年4月1日の土浦市内行政区における高齢化率データによると42の行政区で高齢化率が40%を超えています。そこの合計の人口は18,104人です。また逆に高齢化率10%以下の地域が6行政区示されていますがそこではまた違う需要があるはずです。これまでのアフターケア体質から住民サービスの需要予測を様々なデータで行い、転ばぬ先の杖の体質に変えて、効率的に対応するようにすることが求められています
令和6年9月議会で質問しています。
●通学路の安全について
平成27年6月議会、平成29年3月議会で質問しました。
●小中学、義務教育学校のコロナ対策、教育方針、学習支援、食事支援、施設面での職員の職場環境にについて
令和2年6月議会令和3年6月議会令和4年12月議会令和5年3月議会で質問しました。
●高校生への土浦市の魅力発信について
高校が多い土浦市の特徴を活かしてまちなかに高校生の居場所を設けるべきとの提言をしました。
令和5年9月議会で質問しました。
●市営ドックランの設置要望と、犬や猫などの小動物と暮らすことで市民生活のQOLを高めることについて要望しました。
令和5年6月議会令和6年3月議会で質問しました。
●女性の健康を守る 子宮頸がんワクチンの接種の推奨について
ほかの自治体に先駆けて早急に積極的に推奨すべきです。また男性への接種も補助、推奨するべきと提言をしました。その後国の積極的接種推奨の再開に伴い土浦市でも推奨を行っております。
令和元年12月議会で質問しました。
●継続的な課題
〇様々な価値観を持つ人をお互いに認めあい、閉鎖的な社会をみんなが住みよい社会に変えていきましょう
〇教育環境整備 学校間施設格差の是正を行いましょう
〇困っている人に向き合い、支えあう社会の仕組みの構築しましょう
〇公共施設の削減で適切な規模の運営を行いましょう。そのために継続的に見直しを続けることが大切です。
●見直すべき点
花火の中止について
令和6年の第93回土浦全国花火競技大会は天候により予定日での開催ができず、また予備日での警備対応ができずに中止となりました。開催案内で予備日を明記しているにも関わらず、主催者側と警備会社との認識に齟齬があり、警備不足が生じたことでの中止は楽しみにされていた方々、仕事で参加を予定していた方々など多くの方から市への信頼を失墜させる事態となりました。土浦市の象徴である花火競技大会が中止になったことは重く受け止めなくてはなりません。また桟敷代金の払い戻しにともなう出費により市から約2億数千万円の予定外の出費を生じさせたことは残念であり、ガバナンスが懸念される事態でした。予算の執行は市長の専決処分で行い議員から様々な質問がなされました。
令和7年は花火大会100周年の年です。現在の場所で必ず成功させなければなりません。そのために万全の態勢でチエック機能の働く組織にして臨むことが大切です。その後の大会は、運営方法、運営場所などの見直しを継続的に検討できるような準備を今のうちからしていくべきであると考えます。
●政治活動への思い
「対話のある社会」をつくりましょう。相手の立場になってみることが重要です。そして連帯しましょう。身の回りの課題について近くの人と一緒に考え、解決策を見出す事=政治・経済です。自分たちの身近なものとして政治や経済を取り戻しましょう。共に生きる仲間を集める。小さくて取るに足りないと思われることも積み重なれば大きな動きとなります。
今すぐに、まっすぐに! 取り組んでまいります。

令和7年1月
土浦市議会議員 勝田達也

市政活動報告書

   

   

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令和6年第4回定例会

1 道路維持管理の最適化に向けた除草と防草の取組について 道路部分の雑草の繁茂により通行車両からの視認性 の低下による安全面の低下等が懸念されます。地区の 住民や企業、ボランティアによる自主的な除草作業も 行われておりま …

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